【修繕積立金の不足はなぜ起きる?】

マンション管理士のマー坊です。

今回のテーマは、「修繕積立金の不足はなぜおきるのか?」です。

長期修繕計画書があるので、不足するという計画はつくらないのが一般的なので不足するというのはあり得ません。

それでも不足するということは、

①長期修繕計画書の数字の根拠があまい。

②修繕積立金の値上げの時期にあげていない。

など上記の理由が考えられます。

具体的にどういうことなのか説明しましょう!

①長期修繕計画書の数字の根拠があまい。
これは、当初の計画を作成するときに、工事金額の設定が低すぎて、実際に工事をしようとしたときに予定金額を上回ってしまったということです。そのため、修繕積立金が不足してしまいます。

②修繕積立金の値上げの時期にあげていない。
長期修繕計画では、値上げの時期だが、予定よりも積立金額がある場合や役員がどうしてもあげたくないことで不足が起こってしまうことです。
予定よりも積立金があるということは、計画上の工事を状態から延期したことが予想され、本来使われているものがつかわれていないので、勘違いして値上げしない判断をしてしまうのです。次に、役員の気持ちとして自分達の時に修繕積立金を上げることに抵抗があり、次の役員に引継ぎするということで、値上げ時期を伸ばし伸ばししてしまい、その結果修繕積立金が不足する事態を招いてしまうのです。

このように修繕積立金が不足する理由は上記のことが考えられます。

では、理事会で値上げの時期にあげないことは理事にその責任があるのでしょうか?

結論から言って、責任はないでしょう。ただ、修繕積立金を値上げするときは総会の承認を得なければなりませんが、上げないときは総会の承認はいりません。そのため、修繕積立金を上げない場合は、その理由を総会で説明をする必要があると思います。

修繕積立金は、マンションの修繕に欠かせないものなので、不足が起きない様に管理しなければならないと思います。時期に値上げしないことは後々しっぺ返しが来ることに気づいてください。