2022年あけましておめでとうございます。
年度最初の投稿は、分譲マンションの管理会社の役割です。意外と分譲マンションに住んでいる方でも把握していない方がいらっしゃいます。
今回は特に賃貸管理会社と比較したいと思います。
法律的な違いから見てみましょう。
分譲マンション ➡ 専有部分(部屋部分)は購入者の所有
賃貸物件 ➡ オーナーの所有
上記の違いがあるため、分譲マンションの場合はキッチン、お風呂場などで漏水があった場合は自ら業者に連絡し対応できます。一方、賃貸の場合は、オーナーや管理会社に連絡して対応してもらうことになります。
※オーナーや管理会社が対応しない場合は、居住者自ら業者に連絡して対応可能です。かかった費用はオーナーに請求できます。
つまり、分譲マンションにおいて専有部分で起きたトラブルについては、管理会社の業務に含まれていません。ただ、管理会社によっては専有部分のサービスが有料でついている場合があり、そのサービスがある場合は、管理会社は対応することとなります。
では、分譲マンションの管理会社の役割とは何でしょうか?
それは、本来マンションの管理組合が行う業務(管理費や修繕積立金の管理や業者等の支払い、理事会、総会の議事録の作成等)をサポートすることです。
このように管理会社といっても、分譲マンションの管理会社と賃貸物件の管理会社では管理業務の内容が異なるのでその違いを知っておきましょう!
特に、賃貸物件から分譲マンションに住む方は注意が必要です。
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