マンション管理士のマー坊です。
今回の投稿は、あまり触れにくいワンルームマンションの投資についてです。
YouTubeでも、ワンルームマンションの投資は、儲けている人をみたことがないと言っている方がいらっしゃいますが自分もその通りだと思います。

自分は、税金なり資金の面ではなく、マンションの管理からの視点でお話します。
ただ儲かっているという方もお見栄になるので、儲かる投資マンションの特徴と儲からない投資マンションの特徴について考察しましょう。
⭕ 儲かる投資マンションの特徴
項目 内容
●立地が良い ●駅近、都心、大学や病院の近くなど、空室リスクが低い。
●価格が適正 or 割安で購入 ●高値づかみを避け、築浅や再開発エリアを狙う。
●管理がしっかりしている ●管理組合・管理会社の体制が良好で、物件価値が下がりにくい。
●融資条件が良い ●金利が低く、返済負担が軽いため、キャッシュフローが出やすい。
●出口戦略がある ●売却のタイミングや想定価格が現実的に考えられている。
❌ 儲からない投資マンションの特徴
項目 内容
●郊外や人気のないエリア ●空室リスクが高く、家賃が取れない。
●新築ワンルーム投資 ●広告費・営業費が価格に上乗せされており、購入直後に価値が大きく下がることも。
●高金利ローン ●毎月の返済が重く、家賃収入を圧迫。
●家賃保証に依存 ●表面利回りは高く見えるが、数年後に保証打ち切りや減額リスクあり。
●出口がない ●売却時に買い手がつかない、値下がりして損切りになることも。
■ よくある誤解
●「家賃保証があるから安心」→ 保証内容をよく確認! 途中で減額されるケースも。
●「ローンが終われば丸儲け」→ 固定資産税・修繕・空室リスクを忘れてはいけません。
●「節税になる」→ 所得が低い人にとっては、逆に税負担が増すことも。
■ 結論
儲かる人は、情報収集とシミュレーションを徹底しています。
「不動産業者に言われたから買う」では儲かりません。
利回りだけでなく、「現金が手元に残るか(キャッシュフロー)」や「数年後に売れるか」も重要です。
