マンション管理士のマー坊です!
エントランスにある自動ドアもメンテナンスの時期がやって来ます。
では、マンションの自動ドアのメンテナンスとその課題はなんでしょうか?

◼自動ドアのメンテナンスとは?
マンションのエントランス(入り口)にある自動ドアは、毎日多くの人が使うため、定期的なメンテナンス(点検・整備)が必要になります。
?なぜメンテナンスが必要なのか?
1. 安全のため
センサーが故障すると、ドアが開かない・急に閉まるなどの事故の原因になります。
2. 壊れる前に防ぐため
部品の摩耗やズレを早めに見つけて修理できます。
3. 修理費の節約
壊れてから直すよりも、定期的に点検した方がトータルの費用が安くなります。
◼どれくらいの頻度で点検するの?
一般的には、年に2〜4回(3ヶ月~半年ごと)が目安です。
点検内容や頻度はメーカーや管理会社の契約内容によって異なってきます。
●主な点検内容は?
点検項目 内容
・センサー 反応に異常がないかチェック
・モーター 開閉の動作がスムーズか確認
・レール ごみ・ほこりの清掃、異音の確認
・非常解錠装置 停電や火災時に手動で開けられるか確認
◼費用はどのくらい?
年間の保守契約で、1台あたり 数万円〜10万円程度になります。また、トラブル時の緊急修理は別料金になることもあります。
◼管理組合でやるべきこと
1. 保守点検契約を結ぶ(メーカーや専門業者と)
2. 点検結果の報告書を確認する
3. 修理や交換が必要な場合は理事会で検討する
ことがあげられます。
自動ドアのメンテナンスを押さえたいと考えている管理組合の方々、電気を使用しない自動ドアがあることはご存知でしょうか?
このドアの原理はひとの体重で開閉するものです。この電気を使わない自動ドアの利点は、初期費用はかかりますが、ランニングコストが通常のドアと比較するとかなり抑えられるので、興味がある方はメールをくださいね!