令和になりましたね❗
これからの分譲マンションの管理について考えていきたいと思います。
大手の管理会社が、管理組合と管理委託契約を更新していない場合があることを投稿しました。
管理委託契約を更新しない理由としては、採算が合わないだとか管理組合から減額の請求があって折り合いが合わないことが考えられます。
そのため、マンションの二極化が進んでいくと思われます。
この二極化とは、管理がしっかりされているマンションとそうでないマンションのことです。
管理会社との契約更新がないマンションは、新しい管理会社を探すか、自主管理にならざるえません。
そうなると、いままでの管理委託料で同一のサービスを提供する管理会社があるのかという問題があります。
委託料を下げることは、いままでのサービスより質を落とす可能性があります。また、自主管理にした場合、居住者(区分所有者)の高齢化という問題にぶつかります。
居住者が対応できるうちは問題ありませんが、年を重ねるうちに次第に対応できなくなってしまい、管理が十分に行き届かなくなります。このことは、『自主管理の限界』と言えます。
以上の事から、現在、自主管理のマンションは管理の限界が近づいてきて、管理が十分に行き届かなくなり、また、管理会社を変更することによりサービスの基準の低下が起こり、マンションの資産価値を下げてしまう恐れが生じることでしょう。