『知って得する賃貸・退去あるある38 ~善管注意義務とは~』
賃貸借契約をよく読むと、『善管注意義務』という言葉がでてきます。
なんのこっちゃいな?と思う方がいると思います。
そもそも契約書の記載事項は一般の方が、意味がわからない言葉を使用していることが多いです。
では『善管注意義務』とは何かといいますと、他人の物を使用しているから、自分の物よりも大切に使いなさいということです。
賃貸の退去で『善管注意義務』違反としての例は、結露が発生しているが、何もせず放置しておいたらカビが発生した場合です。
結露が発生している段階で、拭くなりしてカビの発生を防がなければならないということです。
また、お風呂場のカビも『善管注意義務』違反に該当する例と言えます。
ここで注意することは、掃除はしないといけませんが、入居時の状況がどうかを押さえて置くことも大切です。
退去のときに、管理会社の担当者がカビが発生しているので、『善管注意義務』違反として特別清掃費用を負担してくださいと言うことがありますが、本当にその状態が入居時にはどうだったのかと言いたいですね。
管理会社が入居時の写真などを残したりすることはあまりないので、住む方が画像などを残す必要があります!
これから、賃貸に住む方は入居する物件のチェックはしていますか?
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