【マンションのライフサイクルを知ろう!】

こんにちは!

マンション管理士のマー坊です。

さて、分譲マンションにはルールというかライフサイクルがあります。

今回はそのライフサークルについてお話します。

マンションは、専有部分と共用部分で構成されており、管理組合は共用部分を管理します。(共用部分については次の投稿で詳しくお話ししますが、エントランスや外壁、屋上、エレベータなどを差します。そのため、組合員から徴収する管理費や修繕積立金は共用部分の管理のために使用されることになります。)

共用部分については管理組合が管理しているので、共用部分に関することは総会を通して決定しなければならないのが原則となります。しかし、この原則を貫いてしまうと生活にかかわる給水、排水、電気に不具合が起きたときに総会を開催しなければならず、その期間は何もできないことになってしまいます。

そのため、緊急性があるものや規約に定めがあるものについては、総会ではなく、理事会で判断して対応できるようになるのです。この様に、理事会を先に通すのがマンションのルールとなります。この理事会を通さずに進めることは横暴であり、独占となってしまいます。

ここで例をあげて説明したいと思います。部屋のなかにある花瓶とマンションのエントランスにある花瓶が割れてしまった場合、部屋のなかの花瓶については、新しいものを購入してり、花瓶に代わりになるものを誰の許可なく置いたりすることができます。しかし、エントランスの花瓶は、勝手に代わりのものを置くこともできず、理事会でどうするか決めて、総会にかけて所有者の判断を仰ぐということになります。

これがマンションの基本のルールとなります。

最後にまとめですが、分譲マンションでは共用部分にあたるところは理事会を通して進めて行くことがライフサイクルとなります!

改めてマンションはいろんな人が住んでいることを改めて実感してほしいですね!

ではでは、これで終わります!

次回をおたのしみに!