『知って学ぶ、分譲マンションあるある ~浸水したタワマンについて~』
こんにちは。
マンション管理士の三宅です。
いろいろとニュースがありますが、マンション管理士として、浸水してしまった武蔵野のタワマンについて考えて見たいと思います。
今回のタワマンの浸水は、いろいろと課題が見えたものと思います。
地下または下層階に設備が集中するので、浸水被害があるとマンションの機能が損なわれることが、今回の災害でわかりました。
今後、浸水する恐れのある地域のマンションでは設備をどこに配置するかという問題が起こることでしょう。
次に、一番気になったことですが、防災面です。
新しいタワマンなので、防災面特に食料や簡易トイレなどの備品は備蓄されているものと思っていましたが、その点に関するニュースがなかったと思います。
実際、浸水したエリアに防災備蓄がされていたのであればやむを得ないことですが、備蓄がされていなかったのであれば残念なことです。
今後、タワマンは他の方の避難場所にもなりうることも考えられるので、備蓄をどうするのかなど防災について考える必要が出てくるので、今回の件はそのきっかけとなったのではないでしょうか?