管理組合が求めているもののギャップ

こんにちは。

マンション管理士のマー坊です。

相談で聞くのが、役員をする人がいない、修繕積立金が足りない、管理会社の管理委託費が高い等々ですが、コミュニケーションについては聞いたことがありません。

一方、役員のなかで、マンション内のコミュニケーションが希薄だと感じている人もいます。

フロントマンをやっているときに、ある管理組合でオープンに理事会をやりましょうと役員以外の方がオブザーバーで参加できるようにしていましたが、参加される方は決まった方しかいませんでした。

コミュニケーションについては、関心がないわけではないんですが、問題意識として優先順位が低いんだと感じます。

では、コミュニケーションを重要だと言っているのはなぜでしょうか?

それはマンションに住む以上、人との関わりが避けられないからです。例えば、大規模修繕工事で、ここの部屋は入るなと拒否されても、マンションにとっては問題であり、ここはやっていないとなるとマンションの価値に影響が及ぶので、一人だけ拒否するのは許されないことであり、もし、拒否するのであれば、個人負担やら管理組合から訴えられることも考えられます。

そうならないためにも、住民とは最低限のコミュニケーションが必要になってくるので、コミュニケーションの問題はマンションにとって、もっとも重要な問題であることを認識することが必要だと思います!