将棋は知っていますよね?
棋士が相手方の手を読みあって王を取るゲームです。
マンションの管理組合の運営も、この将棋に似ているところがあります。
何が似ているの?
とお思いになられる方がいると思います。
何が似ているかと言いますと、初めはいろいろな手がありますが、手を間違えると詰んでしまうところが似ています。
例えると、エレベーターの改修工事をしなければならない時期なのに、修繕積立金が足りない…😢
組合員に不足分をお願いするか銀行から借り入れをするかの手段がありません。
これを、1年毎に積立金を2000円上げていくとなると極端に不足することはありません。
つまり、早い段階で積立金を上げていれば不足することはなかったわけです。
このように、マンションは役員が一定期間で交代するので、運営への関心が薄くなってしまいますし、管理会社から改修工事工事の提案が当た場合に、必要な工事なのかどうかを検討しなければなりません。
その一年間の管理組合の運営が、後々の運営に影響を与えるので、正に将棋の一手と同じなのです。間違えた一手を打つと勝負に負けてしまうように、管理組合の運営においては、管理費・修繕積立金の不足により、定期的な修繕が出来なくなってしまうなどの深刻な問題が起きてしまいます。
そうなる前にマンション管理士などの専門家に早めに相談することです。
顧問契約などは、その管理組合の状態で結べばいいことなので、まずは気軽に相談できるマンション管理士を見つけることが、管理組合の将来に大きな影響を与えることになります。