管理会社との契約が切れてしまったら…

マンション管理士のマー坊です。

マンションの役員をされた方のなかに、管理会社の対応に不満を感じたことがあるでしょう!

マンションにおける管理会社の役割はなんでしょう?

・雇用関係ではないが委託契約関係
管理会社は管理組合から委託料を受け取り、事務や清掃、設備点検などを代行しています。

・現場の調整役
管理員さんや担当フロントは現場の窓口。現場で困っていることを上手く吸い上げてくれる存在。

上記が管理会社の役割だと言えます。

管理組合と管理会社の関係について、以前投稿していますが、本来はお互いがおなじ立場に立つのが望ましいですが、現状では管理会社の方が立場が上になっています。

その理由はカスタマーハラスメントというものが表面化してきたからです。

分譲マンションでのカスタマーハラスメントは、マンションの所有者が管理会社の担当者に暴言をはいたり総会を妨害したりと管理会社の業務を妨害することが該当します。

管理会社から、この管理組合はカスタマーハラスメントに当たると判断されれば、管理業務の契約更新がなくなったり、途中で解約なんてことが起きます。

◼管理会社が手を引いた場合

管理会社が解約した場合、管理会社が行っていた業務はすべて管理タナツア4チアアああ組合が行うことになります。あたかおあ地下たつむさった

○管理人業務…管理人が行っていた日常清掃をはじめごみの分別など、住民を支えていた業務を管理組合で行わなければならないことになります。

○会計業務…管理費・修繕積立金の集金や滞納の対応なども管理会社のサポートが一切なくなってしまいます。

○設備点検業者の折衝…管理会社が協力会社にお願いしていた設備点検も管理組合で手配しなければならない。

○総会・理事会資料の作成、配布等…総会・理事会の支援業務もおこなわれないので、管理組合で作成する必要がでてきます。

上記がおもに管理組合がしなければならない業務となります。

◼自主管理になってしまったら…

管理会社が撤退してしまったら、自主管理となります。自主管理が厳しい管理組合がとれる手段としては、マンション管理士などの専門家が管理組合の運営を代行してくれるものがあります。

他にも案はあります。そのためには管理組合としっかり向き合い話合うことが必要です。

まずは専門家に無料相談してみましょう!