『知って学ぶ、分譲マンションあるある ~タワーマンション②~』
おはようございます。
マンション管理士の三宅です。
タワーマンションですが、ドラマの影響もあるかもしれませんが、人間関係がドロッとしたイメージがどうしてもぬぐい切れないです🤔
住んでいる方にはすみません😢
さて、タワーマンションで問題になるのが、階層ごとのヒエラルキーです。
タワーマンションの場合、戸数が多いので、意見をまとめやすいように、一定の階で区切ることが多いと思います。
例えば、何階からは下層、この階から○○階までを中層、○○階以上は上層階のような感じです。
通常のマンションの場合は、全体のことを役員を中心に進めていくんですが、タワーマンションの場合は、下層、中層、上層で住んでいる方の考えかたやそれぞれの層で起こっている問題も異なるからです。
そのため、各層ごとに意見をまとめて、総会で決議することで管理組合の運営をスムーズに進めることができます。
例えば、従来通りに上層階の組合員を役員にした場合、中層、下層とでは目線や動線が異なるので、下の階の問題の解決に繋がらないことが起こりうるということです。
このようなことから、タワーマンションではヒエラルキーが生まれることになるのです!
本来ならば、役員で全部の問題に向き合うことがよいのでしょうが、高低差が大きいタワーマンションでは、階層ごとに分けないと管理組合の運営がスムーズにいかないことが問題なのかもしれませんね!
ヒエラルキーで注意することですが、大抵ははじめから決まっているので問題としては小さいと思いますが、タワーマンションの下層、中層、上層のこれといった定義がないことです。
後日、この定義を変更する場合、変更することでひと悶着あるかも知れないことは、頭のどこかにしまっておいてくださいね。