『知って学ぶ、分譲マンションあるある ~通帳と印鑑~』

『知って学ぶ、分譲マンションあるある ~通帳と印鑑~』

分譲マンションの管理組合には、管理費用、修繕積立金用の通帳がそれぞれあると思います。

管理会社が入っている場合は、法律で通帳と印鑑の分別管理が定められているので、通帳は管理会社、銀行印は役員というようになっています。
これはあくまで管理会社が管理している場合です。

自主管理の管理組合では、通帳と印鑑の分別管理が必ずしも徹底されていないので、同時保管の管理組合もあると思います。

同時保管のいけないところは、お金をおろせる環境にあることです。

管理費や修繕積立金は毎月入金されるので、戸数が多いマンションでは、莫大な金額になります。そのため、通帳と印鑑を同時に保管していると引き落とされる場合が起こる可能性があります。

引き落として使用した場合は、業務用横領罪といった犯罪になる場合があることに気をつけてください。

自主管理の管理組合の対策としては、通帳と印鑑を同時に保管しないことですが、やむなく同時に保管している場合は、通帳を確認するようにして、保管者を監査する必要があります。
また、規約に請求があった場合は速やかに通帳の写しを提出する旨の文言があってもよいかもしれません。

通帳と印鑑

最後に、管理費や修繕積立金は管理組合の財産ですので、管理はしっかりしましょう‼️

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です